すごい勢いで危険なアプリが増えていっているみたいですね。
こういう有害アプリっていつになったら防げるようになるんでしょうか…。
4月21日(ブルームバーグ):米グーグルの携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」に被害をもたらすソフトウエアが急増しており、同社はこうしたアプリケーションをほとんど制御できない状況だ。セキュリティー対策会社カスペルスキー・ラボが指摘した。
カスペルスキーのニコライ・グレベンニコフ最高技術責任者(CTO)によると、「マルウエア」と呼ばれる有害ソフトを組み込んだアプリのアンドロイドへの侵入は、展開が同じ段階にあるパソコンより速いペースで進んでいる。同社が突き止めたマルウエアは昨年9月に2種類だったが、今年3月には70種類に急増した。
グレベンニコフ氏はロンドンでのインタビューで、「アンドロイドでのマルウエアの増加は著しく、今後さらに増えることは確実だろう」と語った。同社は7-9月(第3四半期)にアンドロイド向けのセキュリティー対策を提供する。
携帯端末用ソフトへのハッキングはますます巧妙化しており、グーグルは先月、同社のアプリストア「アンドロイドマーケット」から入手可能な有害アプリの削除を余儀なくされた。こうしたアプリは携帯端末に関する情報を収集した履歴があり、個人情報入手に利用される恐れがある。
グーグルの広報担当者は、先月のブログ投稿での同社のコメントを参照するよう求めた。同社のセキュリティー対策担当の技術者、リッチ・カニングス氏は同ブログで、「安全対策上の同様の弱点を突いた有害アプリが新たにアンドロイドマーケットを介して流通しないよう多くの対策を追加している」と説明している。
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