完全にパワーユーザ向けの製品ですね。
LGA775用とかもうちょっとスペックを落として価格も安くなったバージョンのものも出てほしいです。
安いものをオーバークロックさせてちょっと性能よくするのが好きなので。
「GA-X58A-OC」は、2011年3月に行われたCeBIT 2011で公開され、その概要はすでに紹介されているが、日本市場への投入はこれまで未定とされていた。正式な出荷開始日は決まっていないが、現在の予定では4月末から5月初旬を見込んでいる。実売予想価格は4万円前後とみられる。
チップセットはIntel X58 Expressで、CPUはLGA1366に対応した“Bloomfield”世代のCore iシリーズが利用できる。日本ギガバイトによると、世界で活躍する著名なオーバークロッカーの意見を取り入れて製品の開発を行っており、オーバークロックに不要な機能や性能にマイナスの影響を及ぼす機能は省く一方で、ボードレイアウトでは、基板に冷却用コーティングが塗りやすいように配慮するなど、オーバークロック利用に特化した仕様となっている。
GA-X58A-OCでは、オーバークロック向け機能としてGIGABYTEが開発した「OC-VRM」「OC-Touch」「OC-PEG」「OC-Cool」「OC-DualBIOS」を導入する。
OC-VRMでは、入力1500ワット、出力1200ワットの大電力を安定して制御するため、高品質のチョークとチップコンデンサを大幅に取り入れるとともに、オーバークロック用のPWMを実装して、専用のディップスイッチで、600K/800K/1000Kの切り替えができるようにしている。
OC-Touchは、マザーボードにオンボードスイッチを設けて、マザーボードをPCケースに収容しない状態でも各種設定が可能にする機能だ。オンボードスイッチには、電源のオン/オフスイッチや、再起動スイッチ、POSTコード表示用のLED以外に、「OC Gear」と呼ぶベースクロックの変更ボタン、CPUのクロック倍率を上下に変更する専用ボタン、「4G Ready button」と呼ぶボタンが設けられている。4G Ready buttonは、オーバークロック設定を自動的に行うだけでなく、「4GHz動作」を可能にするオーバークロック設定を自動で行う。
OC-PEGでは、補助電源コネクタをマザーボードに2カ所設けることで、PCI Expressスロットに差したハイエンドグラフィックスカードのマルチ環境でも安定した電力を供給できるように3系統のPCI Express用電源を確保する。
また、OC-Coolでは、多数のスリットを大型のヒートシンクにヒートパイプを組み込んで冷却効率を高めるとともに、バックパネル側からの放熱を促進するクーラーユニットを訴求し、「OC-DualBIOS」では、2つのBIOSチップを用意することで、過度のオーバークロック設定で起動しなくなった場合でも通常設定のBIOSで起動できるようにしているほか、16パターンのBIOS設定を保存して切り替えることも可能だ。
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