2011年3月22日火曜日

計画停電前にHDDのシャットダウンを、アイ・オーが呼びかけ

急に電源を落とすとHDDが壊れることがあるので計画停電前にはPCをシャットダウンしておいたほうがいいです。
windows 7では標準についているタスクスケジューラで簡単にシャットダウン時間を設定することができます。
マザーボードによってはBIOSに時間を設定して時間になったらPCを起動できるものもあるようです。


東京電力の計画停電実施を受けてアイ・オー・データ機器は14日、停電開始前に同社の製品で準備しておくべきことをとりまとめた。LAN接続型ハードディスクやRAID構成ハードディスクなどは、停電開始前にシャットダウンしなければ次回起動時に支障が発生したり、保存データを消失する可能性もあるとして、注意を呼びかけている。

東芝製テレビ「REGZA」などに接続するハードディスクについては、計画停電時刻と予約録画時刻が重複すると録画されないと説明。録画動作中に停電になると、以後の製品動作に支障をきたす恐れがあるとして、計画停電時刻を確認した上で製品を利用してほしいと呼びかけている。

 アイ・オーはこのほか、今回の地震で被災した同社製品の特別修理サービスを実施する。同社の専用窓口に製品を送れば、製品の保証期間に関わらず無料で点検し、修理可能な状態であれば交換部品代のみで修理する。同サービスの対象地域は、東北地方太平洋沖地震および長野県北部の地震により災害救助法が適用された地域。受付期間は9月末まで。


[タイマー設定で「PCを自動電源オフ」にする方法]

計画停電にともない、いきなりPCの電源が切られるとその後のシステムに悪影響を及ぼす可能性がある。停電前にタイマー設定でWindows PCを通常シャットダウンする手段を紹介する。

■ デスクトップPCは、事前に「正常シャットダウン」を

東京電力の計画停電にともない、PCメーカーやITベンダー各社は復電後の正常起動ができない可能性があるため、停電する時間帯に応じて正常手順にて個々にシステムを停止することを勧めている。こちらはサーバー類の重要システムはもちろん、個人のPC、特にバッテリーによるバックアップ電源を持たないデスクトップPC利用者も該当する。

 ここでは、個人PCユーザーが対処できる「ある日時に自動電源オフ」を行う方法を紹介する。


■ タスクスケジューラを使う

定期的にタスクを実行する、Windows 7の標準機能「タスクスケジューラ」を用いる方法が手軽だ。

1. タスクスケジューラを起動:スタートメニュー→管理ツール→タスクスケジューラ(あるいはスタートメニューの検索ウインドウに taskschd.msc と入力)
2. 操作→基本タスクの作成
3. 自身が判別しやすいタスク名を入力、例えば「電源オフ3月15日」など
4. 「1回限り」を選択
5. 計画停電の開始日時に応じた実施日時を入力(停電開始時刻の10分前程度が目安)
6. 「プログラムの開始」を選択
7. プログラム/スクリプト覧に「shutdown.exe」、引数の追加覧に「-s -t 5」と入力する

 引数の“-s”はshutdownプログラムでシャットダウンを指示するもの、“-t xxx”はそれを何秒後に実施するかを指示するもの。この例では5秒後に行われる。これを計画停電のスケジュールに応じて何個か作成する。

作成したタスクは左ペインの「タスクスケジューラライブラリ」に保存される。「計画停電」といった新フォルダを作成し、そこに一連のタスクを作成してもよいと思う(一応、直近の時間帯で動作テストを行っておくことも勧める)。

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